眼圧は眼内の循環やその他の働きを保つために重要な因子です。
房水の排出障害が原因のものを、閉塞隅角緑内障といいます。
正常な眼圧は10~20mmHgですが、急激に30~40mmHg以上になると、眼痛、頭痛、はきけ、霧視(霧の中から見ている感じ)を自覚し、気分が悪いです。
こんな場合は、急いで治療しましょう。
薬物療法で眼圧が下がらない場合は、レーザー治療をします。
点眼麻酔後、YAGレーザーにて、虹彩に小さな孔をあけ、房水の排出を促すバイパスをつくります。手術時間は約10分位です。
手術後も点眼液や内服薬もしばらく続けます。
尚、将来的に、緑内障発作(眼圧が急に上がる)を起こす可能性のある狭隅角眼は予防的にレーザー治療をすることもあります。
上記の方法でも眼圧が下がらない場合は手術をしています。